●食・農の研究
「21世紀を生き抜く秘訣は農業と食」
混迷の21世紀を生き抜く秘訣は農業と食にあると考え、日々研究を行っています。
農業は今、低い食料自給率、後継者問題など様々な問題を抱えています。 農業における現実をふまえながら、これからは農薬も肥料も要らない農法、植物本来の力を引き出す農法、そんな新しい農法が確立できるのではないでしょうか。
野菜づくり
種から育てる楽しさは、子育てによく似ています。
過保護に なり過ぎると、うまく成長せず病気になったり。
野菜の変化や声を感じとりながら育てています。
収穫の喜びだけでなく、植物とのコミュニケーションによって人の心が動き、自然の流れに意識が向くことで、いろいろなモノと繋がれる感覚を教えてもらっています。
味噌づくり
微生物の力によって生みだされるお味噌。日本人にとっては欠かせない発酵食品です。
毎年、大寒の日から節分までの間に、社員食堂でいただく一年分のお味噌を仕込みます。
その年ごとにお味噌の発酵具合が変わり、その変化を感じながら、微生物とのコミュニケーションを楽しんでいます。
お米づくり
日本人の主食になるお米を、籾から育てることで、収穫の喜びを感じ、育てる楽しみや自然の摂理、力を感じながら学ばせていただいています。
お米は古くから、麹や味噌・日本酒などの発酵食品の中心ともなってきました。
それらは日本人にとって、大切なソウルフードです。
日本の食の基盤とも言えるお米。土づくりから植え付け、収穫、保存までいろいろな作業がありますが、お米本来の元 気の力を引き出せるように、「自然との対話」を大切にしながら育てています。